2023/08/01 19:56
ワインソムリエや飲食業界のキーパーソンにラミカリンの魅力を語っていただくシリーズ「ラミカリンストーリーズ」。
記念すべき第一回目のゲストは、ホテル&リゾーツ京都宮津総支配人の中山 大(なかやま だい)氏。白ワインにフォーカスにした前半に続き、後編では中山氏に赤ワインとのペアリングをテーマにラミカリンのパンとおすすめのワインや料理をピックアップしていただきました。

中山大 氏について

中山大(なかやまだい)
Hotel & Resorts KYOTO-MIYAZU 総支配人
1972年東京都生まれ。1998年に大和リゾート株式会社入社後、Royal Hotel 八ヶ岳、Active Resort 宮城蔵王、Royal Hotel 沖縄残波岬、Hotel & Resorts 南房総、Hotel & Resorts 京都宮津を歴任。ソムリエ資格は2003年に取得。宮城と沖縄、南房総においてシェフソムリエとして従事。2018年より、京都宮津の総支配人に就任。
その1. リュスティック クランベリーとクルミ

「クリームチーズと蜂蜜を添えて。神戸ワインの "メルロ・カベルネソーヴィニヨン" を合わせました。リュスティックの持つ香りと、クランベリー、チーズの酸味、クルミの香ばしさが、少し甘みのある神戸ワイン "メルロ・カベルネソーヴィニヨン" のベリー香と相性が良いです。」
その2. パンオセーグル いちじくとクルミ

「こちらには2つのペアリングを。まずはプロセスチーズ、アボカドディップ(塩コショウ、マヨ)、ゆで卵。もう一つはモッツアレラ、プチトマト、レタス、パプリカ、バジル、フレンチドレッシングです。フランス・ローヌ地方 "ヴァルグラン・プレミアムルージュ" と合わせて。ローヌ地方で作られる "メルロ" は冷涼な気候がもたらす綺麗な酸味が特徴で、ライ麦香るパンにシンプルな付け合わせで相性良しです。」
その3. サワードゥブレッド レーズン

「生地に使われているサワー種がレーズンの風味と相まって甘みと酸味のバランスが良い。程よく焼成されており外側はカリッと中はフンワリ。噛めば噛むほど素材本来のうま味と芳醇な香りが印象的です。個性が強いパンなのでシンプルにバターのみで味わうのが好きです。相性の良いワインは、チリのカベルネソーヴィニヨン&メルロ "アルパカ" です。こちらも個性派です。」
その4. パンオセーグル 三種のナッツ(クルミ・カシューナッツ・アーモンド)

「シナモンシュガーバナナとチョコスプレッドを添えて、カリッとトーストしたパンを合わせました。ホットワインは、ぶどうジュースで作りましたのでお子様でも楽しめます。パンの香ばしさとチョコとバナナ、ぶどうの組み合わせがとても楽しい一品です。」
その5. バゲット プロセスチーズ、リュスティック グリーンオリーブ

「バゲット プロセスチーズ(写真右パン)には、サラダチキン+トマトにチリのシャルドネ、こちらは白ワインでぜひ。パストラミハムにはイタリアのモンテプルチアーノダブルツォを。キノコニンニクソテーはこちらの赤白が両方とも合いますね。」
「リュスティック グリーンオリーブ(写真中央・左パン)には、マスカルポーネ+クルミ+はちみつに同じチリのシャルドネ、パストラミハム+トマトもシャルドネに合います。ジェノバソース+チーズ(写真左)には、イタリアのモンテプルチアーノダブルツォ。上記バゲットとリュスティックは総菜系のパンと思いましたので、定番の食材と合わせて香りと味わいのしっかりとしたワインと合わせました。」
どれもおいしそうで読んでいるだけで、ワインが飲みたくなってきますね。
中山氏のコメントを参考にして、ラミカリンのパンを召し上がってみてください。きっと新しくておいしい発見があるはずです。